天草出身の皆さん、学生時代の「校則」って覚えていますか? 天草の中学校には以前、「男子は全員坊主!」「女子は髪が肩についてはいけない!」という、今では考えられないような校則が存在していました。「えっ、本当に!?」と驚く若い世代もいれば、「懐かしい〜!」と頭を撫でたくなる世代もいるはず。 そこで今回は、あまくさニューニュースの読者の皆様に、当時のエピソードや「いつ頃まで坊主だったのか?」を大調査!寄せられたリアルな声をもとに、天草の坊主の歴史と境界線に迫ります。ガッツリ坊主世代のリアルな声と謎ルールまずは、校則でガッツリ坊主が義務付けられていた世代のお話から。年齢でいうと、現在30代後半から40代以上(1980年代生まれ以前)の皆さんが、まさにこの「ガッツリ坊主世代」にあたるようです。1982年生まれの読者さんからは、「本渡中は坊主。男子は青々した頭で入学式」という、なんともインパクトのある証言が寄せられました。新入生が全員青々とした頭で並ぶ光景は、なかなかの迫力があったはずです。一方で、「坊主でした。坊主ラクでした」と語る1985年生まれの方のように、シャンプーも一瞬で終わる快適さを享受していた声もあります。また、「髪が手で握れるくらいに伸びたら剃り直す」という独自の判断基準があったことや、厳しいルールの中で少しでも個性を出そうと「もみあげだけ微妙に長くする」というささやかな抵抗を試みる生徒がいたという裏話も飛び出しました。現在35歳の方からは、「体育大会前は複数人で五厘刈りにしてました(笑)」という気合十分なエピソードも届いており、当時の熱量が伝わってきます。中学生という一番多感な時期ですから、謎校則には、謎行動で対応するのがなんとも青春を感じますね!抵抗と変革!「坊主撤廃」の境界線はいつ?では、この厳しい坊主ルールはいつ頃なくなったのでしょうか?読者の声から、歴史が動いた境界線が見えてきました。現在42歳の方は、「校長に制度撤廃を直談判したけど変わらずでした」と当時の悔しい思い出を教えてくれました。こうした先輩たちの熱いアクションが、後の変化に繋がっていったのかもしれません。変化の過渡期と思われる1991年生まれの方の代(35歳)では、「男子は坊主まで行かずとも〇ミリ以下で、女子は肩についたらNGでした」という細かな規定があったそうです。どうしても肩につく場合は結ばなければならなかったのだとか。さらに平成2年(1990年)生まれの方からは、「私たちの上の学年までだったという話ですけどね!」という声もありました。そして、いよいよ明確な転換点が訪れます。それが2005年から2006年頃です。「2005年本渡中学校入学は確かこの年から坊主逃れです!」という声や、「2006年時点で中3の時に生徒会で頭髪改正があり男子は坊主じゃなくて良くなりました」という決定的な情報が寄せられました。中には「自分の代で生徒会筆頭に無くしました!」という、まさに歴史を変えた立役者からの熱いコメントも。どうやらこの時期に、生徒会などの働きかけによって多くの学校で坊主からの解放運動が進んだようです。撤廃後も残る「気合坊主」と部活ルール「中体連前になると坊主や五厘の子が急に増えました(笑)」という声があるように、大切な試合の前に気合を入れるための自主的な坊主はしばらく健在だったようです。今まで坊主じゃなかった部活の子たちや、さらには中学校の先生まで坊主になってみんなを驚かせたという熱血エピソードもありました。現在28歳の方も、「強制ではなかったですが、中体連前に気合入れて坊主にしました!」と当時の部活にかける思いを語ってくれています。また、部活動の伝統として長く残っていたケースも多いようです。平成末期でも「坊主は剣道部のみでした」という声や、現在24歳の方、そして現役大学生の方からも「剣道部だったために中学と高校は坊主でした」「おじいちゃんが刈ってやるけんという要因で中三まで坊主でした」といった声が寄せられています。一方で、1999年生まれ(27歳)の方からは、「中学時代野球をしてましたが、坊主してませんでした!その時の監督、先輩が許してくれました!その分プレーでみせてました!」という、実力で自由を勝ち取ったかっこいいエピソードも届きました。野球部の坊主文化もこのようにだんだん変わってきたのですね~終わりに天草の中学校にあった「坊主」という校則。そこには単なる厳しいルールというだけでなく、生徒たちのささやかな抵抗、生徒会による改革の歴史、そして部活動への情熱など、さまざまな青春ドラマが詰まっていました。時代とともにルールは変わりますが、当時の思い出はいつまでも色褪せないですね。アンケートにご協力いただいた読者の皆様、貴重なエピソードを本当にありがとうございました!【詳細情報】情報提供:あまくさニューニュース読者の皆様(参照データ:あまくさニューニュース読者から聞く、坊主情報)実施時期:随時募集・集計実施媒体:あまくさニューニュースInstagram